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炎華
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勉強したことの覚え書きになります。
春の華
P R
いつもありがとうございます。
2026/01/08 (Thu)
色々調べているうちに、
どうやら私の親は毒親だったらしい、
ということがわかった。

らしいというのは、ご飯を食べさせてもらえなかった、とか
毎日暴力を振るわれた、とか、
暴言を吐かれたとかじゃないので、
はっきり断言ができないからだ。

父は、自分が一番!自分が最優先!な人で、
母は何より父の世話を優先させていた。

父に対して思うことはあるが、
今回は置いておいて、
延々と続く、私のこの生き辛さを与えてくれたのは、
母の方だろう。


母は故人で、
今更責めようという気持ちではなく、
ただ、心理学的な、精神的な?見地から、
分析してみようと思ったので、ここに書きます。
もし、
自分もそうだと思った方のご意見もうかがえると嬉しいです。
そして、現在の私がどうなっているのかも、書こうと思います。
1回では終わらないと思うので、思い立ったときに、書いていきます。


母は、貧しい農村の出身で、
昭和を一番長く生きた人なので、
私の印象では、今の農家とは経済状態も、生活様式も、全く違うと思う。
10人兄妹の2番目だったこともあり、
家の手伝い、下の子の子守を小さい頃からさせられて
勉強がしたかったのに、させてもらえなかったと、
かなり昔から強く言っていた。

母は、その『勉強がしたい』『上の学校にいきたい』という希望を、
私に、言い方は悪いが、押し付けた。
父と結婚したのも、父が都会の人だったから、だそうだ。
都会なら、教育もちゃんと受けさせられるだろうと思ったと。

都会じゃなくても、やる気さえあれば、
勉強なんてできるんじゃないの?と思うのだが。
母はそうじゃなかったらしい。

ともかく、私は母の『もう一人の自分』の役を、
見事に押し付けられたわけだ。


私は子供の頃、『置いていかれる』ということに、とてつもない恐怖を感じていた。
「ここでちょっと待ってて。」
「すぐ戻るから。」
が、通用しない子供だった。
いやだと言っても、置いていかれたし、
「うん。」
と言っても、数分母が戻ってこないと、
大泣きして捜しに行く、という子供だった。

ちなみに、
「子供はみんなそうだよ。」
と、だんなさんは言います。
私には子供がいないので、観察対象がなく、
その意見に、同意していいのか悪いのかの判断はできません。


今も記憶に残っているのは、
母の機嫌を損ねて(たぶん)、怒られた後、
何も言わず、母が家を出て行ったことがある。
私はドアが閉まる音で気がついて、
母を泣きながら追いかけた。

そのとき思っていたことが、
「お母さんに置いて行かれる!
このままお母さんが帰って来なかったらどうしよう。」

父は当時、長距離トラックの運伝手をしてまして、
何日も帰ってこなかったんです。

さて、子供の足で母に追いつくはずはなく、
私はそのまま大声をあげて泣き続けた。

道端で、わーわー泣いている子供を見れば、
通りかかった大人はひどく心配するわけです。
「どうしたの?」
と訊かれて、
「お母さんが、何も言わないで出て行っちゃった。
ドアがばたんって・・
えぐえぐ。」
と答えるわけです。
「あら!お母さんどこ行っちゃったんだろうね。
お母さん、帰ってくるまで、おばちゃんとここで待ってようか。」
などと、言ってくれ、一緒に待っててくれる。
そのうち母が戻ってくると、
「ああ、よかった。よかったね。
お母さん、黙って出て行っちゃだめでしょう。」
と、近所のおばちゃんに母は怒られる。
家に帰ると、
「大人しく待ってられれば、許してやろうと思ったのに!
なんで泣いてるの!
なんで外に出てくるの!
なんで大人しく待ってられないの!」
と、ひどく怒られる。

「私(母)は、ちゃんと待っていられるのに、
泣いて大騒ぎしたりしないのに、
なんであんたは!」
という気持ちだったのだろう。
自分=娘
だから、自分はできるのに、自分の分身の私ができないことが
ひどく腹立たしく許せなかったのだろう、と推測される。


そんな具合なので、
保育園も「かなり」なんていう形容詞で済まされないほど嫌だった。
牢獄ですよ、牢獄。
そして、お迎えもかなり遅くて、
毎日毎日、
このままここに置いていかれたらどうしよう。
もう二度と、帰れなかったらどうしよう。
と、病的なまでに思ってました。
幼稚園の子は、お昼でお迎えが来て帰る。
保育園の子も、4時とか5時にはお迎えが来る。

私は、6時とか6時半とかに母が迎えに来る。
ほとんど待ってる子はいない時間。
保育園の帰り道、
「今日は泣かなかった?」
と問われると、
「うん。」
とは言うものの、目は赤い。
「目が赤いよ。また泣いたんでしょう!なんで泣くの!」
と、小声で怒られる。
小声なのは、周りに人がいるからね。
怒られれば涙が出てきますよ、子供だもん。
そうすると、
「なんで泣くの。」
と溜息。
疲れていらいらしてたときに、頬をぶたれたこともあります。
回数はないですが。

そのままスーパーに寄り、
えぐえぐしている私を、入り口前のベンチに座らせて、
早口で何か言って自分だけスーパーに入っていく。
聞こえなかったんですよ、母が何を言ったのか。
スーパーと言っても、今みたいに入り口が綺麗ではないんです。
なので、入り口付近の魚屋さんの威勢のいい声で母の声はかき消されてしまい、
私には聞こえませんでした。
置いて行かれる!
私は大声で母を呼びながら、スーパーに入る。
見つからない。
またもや大声で泣きながら、中をうろうろする私を見かけた大人に
「どうしたの?」
と声を掛けられる。
「お母さんが、えぐえぐ。」
そして、母が私を見つけて、
「ここにいてって言ったでしょう!」


置いていかれるの、すごく怖いんだって。
保育園の遠足ですら、すごく怖いんだって。
「遠足が怖いんだって。変なの。
なんで遠足が怖いのよ。」
母が言う。
私からすれば、
「なんで怖いってわかってくれないの?」
だよ。

置いていかれるのが怖いんだよ。
いつ、こんな子いらないって思われるかと思うと怖いんだよ。
いつ、捨てられるかもしれないって思うと、ひどく怖いんだよ。
子供は、捨てられたら生きていけないんだよ。
なんでわかってくれないんだろう。
なんで理解しようとしてくれないんだろう。
なんでこんなに泣くんだろう?と不思議に思ってくれないんだろう。





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ILLUSTRATION BY nyao nyaoチャ箱♪  
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